ハイエース構造変更

 ハイエースバン構造変更

お客さんのこだわりでいろいろ改造されている。

諸々車検に問題なきように構造変更します。

▲荷台にはベッドが鎮座している。
上記は高さ変更後 元はもっと高い位置で蝶ネジだった。
まずは固定の蝶ネジが駄目、ちゃんとしたボルトへ変更しろと。
貨物車だから80cm四方の荷物が入ること
80cmの荷物が入らないのであれば
ベッドを荷物とみなし、毎回下ろしなさいと。
ベッドの積み下ろしは重くて大変なので毎回出来ません。
ということでベッド位置変更に着手。
足を切りベッド位置を下げ角パイプに穴を空けて貫通ボルト仕様に交換
釣り竿ハンガーも取り外して80cm確保。
▲リアのリップスポイラー、ギリギリ470cmでした。
そもそもカタログ値470cmの4ナンバーギリギリだから
少しでも出たら1ナンバーになる怖い仕様。
ネットでの販売車たちもエアロつけているが
本当に4ナンバーなんだろうか。

▲タイヤの文字が微妙に飛び出しでしたが
法改正で大丈夫だった。
念の為にゴム製フェンダーモールも持参して行った。
▲フロントリップは従来位置と同じで大丈夫
ウィンカーの後付黄色カバーも水垢汚れが目立つ。
後で外して取り付け直し。
▲車高もダウンサスで下がっており
今回の構造変更で適合確認。
▲お客さんの好みで取り付けられたHIDが車検に
通せそうも無いのでハロゲンに戻す。
グリルもこだわりのある塗装品なんだけど
嵌合悪いからブチルで留める部分あり。
▲黄色カバーが両面テープとコーキングで固定されている
内部汚れを落とす依頼の為
接着剤を慎重に剥がしレンズ内清掃し磨く地味な作業
▲内部に水とホコリが侵入して汚れがカビ状態
▲左側レンズはチリが合う
▲右側は5mm位でかい
しかもところどころ浮く
これではゴミも入ります。
左の様に右も作ってくれれば良いのに
その技術はあるはずなのに
純正品だと品管でNGだろう。
▲汚れが入らないように密閉するコーキング作業が必要
▲汚れを落としたレンズの周りに透明コーキング
▲合体、このあと周りも改めてコーキング

▲ハイエースはこだわりを持っていじる人が多いけど
自分でやるDIYでユーザー車検するなら良いが
専門店で無い普通の自動車屋がいろいろ作業するのは大変
ハイエース用ですと売っているもので
しっかり車検対応とかしっかり噛み合う嵌合とか
なんかいまいちな製品が多くて手間ばかりかかる。









コメント

このブログの人気の投稿

キャンター4P10ベルト切れ

クレーン修理 PTO入れるとヒューズが飛びます。

クレーンへのグリスアップはほどほどに。テレシリンダーのオーバーホール。