クレーンの重整備
盗難されて仕方なく購入したというクレーン車
とっても古いのでいろいろ整備が必要です。
まずは作動油漏れ 作動油タンクがベースと一体型なので
ベース亀裂から油が漏れています。
その他ブーム動作など不具合あるので
一度リフレッシュ必要
下ろして地味に地味に修理をして行きます。
▲下ろすだけで大変 工具箱など邪魔者がたくさん
ボルトナットも古いので結構厄介です。
▲今までの所有者が直してきた跡があります
改めて修理溶接します。
改めて修理溶接します。
▲作動油のサクションフィルター
ヘドロを吸っていました。
▲作動油タンク床面にはびこるヘドロ
▲灯油とスチームで清掃一式
▲駄目なホースは交換
▲地味に溶接
▲アウトリガー出して走行して衝突でも
したのでしょうクレーン取付ボルトブラケットが
曲がっています。
▲亀裂を探しては溶接を繰り返します。
▲強度的に補強が必要であれば当て板作成します。
▲地味な作業が続きます。
▲ブームをおろしてシリンダー分解
▲磨り減った摺導板
▲伸ワイヤーの交換、ワイヤーは切れてる部分あり
シーブのベアリングはガタガタでした。
▲全ての摺導板交換
▲シリンダーのピストン ガリ傷
作動油タンクのゴミだらけもあり
何が犯人かは分からない
▲テレ②ばらし
▲ピストンの緩みがあり切り替えバルブを
押し切れずに縮む事が出来ず。
▲テレ②のピストン パッキン交換します。
▲ローラー交換 こんな部品ですが
結構高価です。。
▲アウトリガの引出に使うベアリング交換ブラケットも下を向いているので修正
これが変わるだけで引出が楽になります。
▲両足を抜いてホース・ベアリング・ワイヤーの交換
▲アウトリガーワイヤーが千切れる寸前
交換すると引出がスムースになります。
足をしまうときは勢い良く仕舞わなければ
長持ちする部品です。
▲過巻の巻きすぎで自動ストップしないので
ソレノイド交換
▲巻上過ぎの防止が出来るので
ワイヤーを痛めることも事故も少なくなります。
URなので部品心配でしたがどうにか修理完了しました。
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