極東の1本シリンダーのフックロール(アームロール)の修理

極東なのでフックロールと呼ぶのですが
新明和のアームロールの方が一般的に名前が通っているかと思います。
ヒアブはマルチリフトと呼びます。
おそらく平成一桁年代の上物の乗換車両です。
1本シリンダータイプは古いです、1本ものでロックが無いのも
あるのでこの時代のは怖いです。
上物には銘板は無く、調べた結果補修部品も出ないと分かりましたので
全部ユニックの部品で代替交換修理となりました。
▲部品でないポンプ
ポンプからの油漏れはシャフトシールから
極東部品を探しましたが該当無し
単品で外して計測してシール屋さんに確認も
該当品無しでした、修理不可能と判断して
ユニック用のポンプへ交換 ブラケット・フランジ・ジョイント
など全部交換していきます。
 ▲ガタガタのプロペラシャフト 

プロペラシャフトもユニック用に交換
800mmのシャフトを切断して作成なのですが
ブレが出ないように芯を出しながら溶接しました。
作動油もヘドロ状態なので交換、ついでにエレメントも交換。

上物乗換でも銘板だけは残しておいて
欲しいですね。当社はクレーン部品があるので
代替対応できますが他のところだと大変だと思います。

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